サッカーゴールのメンテナンス
サッカーゴールの破損
- 溶接が取れてしまった
- ボルトやネジ類が取れてなくなってしまった
- ターンバックルやネットフックが取れてなくなってしまった
大きく分けると上の3つが90%を占めていると言えます。
溶接はがれ
ボルトの欠落
ターッバックル
溶接が取れる原因
ゴールを移動させる時の溶接部分にかかる負荷
試合以外で様々なシーンによってゴールを移動させるケースが多いと思いますが
実はこの移動が溶接部分に大きな負荷を与えています。
移動させる時①➁を同時に前に倒して持ち上げて移動させますが
この時に破損の原因となるネジレが発生します。
同時に倒していると思っても必ず①か➁のどちらかが先に倒れ始め、続いて
もう片方が追いかける様に倒れます。
目的の場所に移動したあとも相当注意深く静かに置かないと同じように
ネジレが発生するとともに地面にドンっ!と置く事で溶接部分に衝撃が
加わります。
一度や二度であれば大した負荷ではないのですが、毎日移動して使用となると
1回の練習で保管場所から出して1回、練習後に元あった場所に戻すために1回の
2回移動させると想定すると1ヶ月で約60回、1年間で約700回近くになります。
ネジレや衝撃を700回も繰り返し与えられた溶接部分の状況は悲鳴を上げている
状態であることは理解できると思います。
これが溶接が取れてしまう最大の理由です。
一度剥がれてしまった箇所は溶接を盛り直して修復は可能ですが強度が弱く
再び剥がれてしまう事が多いのも事実です。
日常のメンテナンス
- 毎月1回ボルトやネジの緩みをチェックして締める
- 毎月1回ボルトの欠落&溶接部分のクラック(ひび割れ)の確認
- 毎回の移動時に出来る限りネジレを起こさないよう倒して衝撃を最小限に置く習慣
この3つを行うだけでも破損を回避して長持ちさせることが出来ます。
丁寧に取り扱ってメンテナンスをマメにすると8~10年は無傷で使用出来ると言われてます。
ゴールの修理
弊社では修理を受けた賜っております。
ご連絡頂ければ実際に伺って現状を確認して必要な措置をご提案させて頂きます。
お伺い可能な地域は限られますがご相談ください。