2月16日(水)
都立多摩工業高校
LEDライト常設タイプ設置作業
グランド周りのネットを支えている支柱にハシゴで6mの高さまで上がって専用バンドで取り付けます。
ライトの重さは5.6Kgです。
地上で十字に組んだポールにクランプでライトを固定し滑車を使って上げます。
地上では片手で持ってもさほど不安定な感じはないのですが6mの高さでしかもハシゴという足場の安定しない状況では
片手で支えるのも大変な状況です。
一番避けなければならない事は誤ってライト本体を落下させる事です。
また、ハシゴが手前方向に倒れることは死活問題に繋がります。
一人がポールとライトを支えている間にもう一人が専用バンドを支柱に回してインパクトドライバーで締め付けます。
このバンド締め付け作業が肝なのですが、ビタ止め出来る位置にフックを合わせる事がなかなか一発でいかずに
いつも苦労します。
バンドの取付が完了したら落下防止ワイヤーを仕込んでハシゴを下りながらライトから伸びてきている線を
結束バンドでポールやネットに固定して行きます。
ライトテスト
一連の作業が終わると日暮れを待ってライトの方向を微調整するライトテストとなります。
ライト設置作業が順調に進むと日暮れを待つ時間が長くなるので作業時間を逆算してタイミングを合わせる必要があります。
当ライトは3つのライトに分かれていて左右に方向を変えることでよりワイドに照らすことが可能なライトです。
ライトテストでは明るくしたい場所に向けてライトが届いているかを調整する作業です。
左右と上下に動かすことで希望の場所に当たるように動かしてOKが出たところでネジを本締めします。
グランドを明るくするには
ライトの特性で2基で挟む事が明るく出来る一番の条件となります。
1基だとライト側から見たときは明るく感じますが反対側に廻って見るとライトだけが明るく見えて
ライト側から見た情景と違って見えます。
2基で挟む事により双方から同じ情景を作り出すことで明るさを実現出来るといった法則があります。
明るいグランドと薄暗いグランドとでは当然トレーニング内容が大きく違ってきます。
弊社のLEDライトは薄暗いグランドでは出来なかったトレーニング内容を思う存分に行って頂けるお手伝いをしています。