サッカーボールの空気が抜けてしまう
お使いのサッカーボールの空気が抜けてしまい困っているといったお悩みを抱えている方が多くなっています。
ボールの質が悪くなったのでしょうか?
そんなことはありません。
ボールの質は年々改良を重ね日増しによくなっています。
そんな中で以前より空気が抜ける事が気になるようになったのはボールが変わったのではなく
グランドが変わってきたことに原因があるのではないかと気づきました。
人工芝グランドの増加
クレーグランド全盛のころはボールはその表面が削れて剥げてきたタイミングが買い替えのタイミングであった様に思います。
ところが昨今、人工芝のグランドが増えてきてボールの表面はキズが付かなくなったため以前より永く使えるため
今まで破損する前に買い替えていたものが永く使える事によってバルブに破損が出て来て初めて買い替えのタイミングかな?と
変わってきたのだと思います。
空気漏れの原因
空気漏れの原因は主に以下の3つだと考えます。
1.空気入れ針によってバルブに傷が付きそこから空気が漏れてしまう
2.ボール内部のゴムに傷が付き穴が開いてしまいそこから空気が漏れてしまう
3.ボール外部に何だかの衝撃によって穴が開いてしまいそこから空気が漏れてしまう
空気漏れの対処方法
1.何処から空気が漏れているのかを探る
スプレーに水やせっけん水を入れてバルブ付近に吹きかける。ボールの表面にも吹きかけて注意深く観察する
穴が開いている部分があればプクプクと水泡が出てきます。
2.空気漏れ箇所がバルブであった場合はバルブの交換が必要
専用の工具を使ってバルブを引っ張り出し新しいバルブを押し込みます。
3.空気漏れ箇所がバルブではなかった場合
ボール内部のゴムの損傷を疑います。
この場合は外からではわかりませんので一か八かパンク修理剤を注入します。
注入後、30回ほどボールをまわしながら修理剤をボール内にまんべんなく浸透させます。
その後空気を適正空気圧まで入れて漏れの有無を確認します。
4.空気漏れの箇所がボールの外回りからシューシューと音が確認される場合
この症状が確認された場合にはほぼ修理は不可能と判断するしかありません。
残念ですが買い替えのタイミングと言えます。
ボールの適正空気圧と空気漏れ許容範囲
サッカーボールにはバルブ付近にそのボールの適正空気圧が印字されています。
そして空気が甘くなっても良い許容範囲が有ります。
許容範囲内であれば穴や傷による空気漏れではなくただ単に空気が甘くなったと判断します。
その目安は適正空気圧の20%までが許容範囲と言われております。
空気が抜けてきて適正空気圧の20%を下回ってしまった時に空気漏れの対処が必要となります。
空気が抜けてしまう場合は適正空気圧まで空気を入れて3日後までに20%以下になるかを確認してみて下さい。
例えば適正空気圧が0.8~1.1と印字されている場合1.1に合わせて空気を入れます。
1.1×20%である0.88までは許容範囲で空気漏れではないと判断します。
0.88を下回ってしまった場合には何だかの原因で空気漏れが発生していると判断し対処が必要と言えます。
空気漏れさせない秘訣
空気を入れる時に空気針を水やオイル等で湿らせて滑りを良くしゆっくりと垂直に入れてゆく事で
バルブに傷をつけずにバルブの破損を防ぐことが出来ます。
ボールを長持ちされるには雑に空気針を刺す事を避けることでかなりリスクを防ぐことが出来ます。
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